ずっと真夜中でいいのに。の1st ミニアルバム「正しい偽りからの起床」のご紹介・レビュー

2019年6月13日

こんにちは、アマノケンシです。

最近よく聴いている「ずっと真夜中でいいのに。」1st ミニアルバム「正しい偽りからの起床」をご紹介します。

ずっと真夜中でいいのに。(通称:ずとまよ)の活動が始まったのは比較的最近で、ご存じない方も多いと思うので、ぜひチェックしてください!

ずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)とは

ボーカルのACAねさんを中心とした、音楽ユニットです。音楽性やメンバー構成的にはバンドスタイルですが、いかんせん情報がなさ過ぎてわからないため、音楽ユニットという形にとどめています。

楽器陣もメンバーは固定されてそうですが、正規メンバーかどうかは不明…とにかく謎が多いです。

公式Twitterアカウントに書かれているのが、ACAねさんのアカウントのみであることから、おそらくACAねさんのソロ活動なのだと推測しています。

作詞・作曲はACAねさんで、編曲は現在公開されている曲では毎回異なるため、固定されてないようです。

MVは実写ではなくアニメーション。イラストやアニメーションについても、初期はWabokuさんが担当していましたが、こちらも現在は固定されていないよう。

こうやって書けば書くほど謎が深まるばかりです。そこが魅力的でもあります。

以下、公式HPやSNSアカウントへのリンクです。

1st ミニアルバム「正しい偽りからの起床」のご紹介・レビュー

収録楽曲

2018年11月14日にリリースされたミニアルバムです。収録楽曲は以下になります。

01. 秒針を噛む
02. ヒューマノイド
03. サターン
04. 雲丹と栗
05. 脳裏上のクラッカー
06. 君がいて水になる
07. 秒針を噛む(インスト)
08. ヒューマノイド(インスト)
09. サターン(インスト)
10. 雲丹と栗(インスト)
11. 脳裏上のクラッカー(インスト)
12. 君がいて水になる(インスト)


https://zutomayo.com/discography/a001/

6曲とそれぞれのインスト版という構成です。

レビュー

アルバム全体

アップテンポクールな曲が続くと思いきや、ゆっくり温かな曲が挟まれてバランスのいいアルバムです。アップテンポでクールな印象を持ったままアルバムを購入したので、ギャップに驚きました。

ACAねさんの声が好きなのは当然として、楽器陣の演奏技術が高いため、バンドマンにもおすすめです。
インスト版も収録されているので、耳コピが捗りそうですね!

個々の楽曲

1曲目の「秒針を噛む」は、キーボードから始まり、ベースが加わり、ギター・ドラムが入る。最初は抑えめに、サビに近づくにつれ少しずつ盛り上がり、サビでブチ上がります。ワウのかかったギターソロが印象的。ずとまよの名を世間に知らしめた1曲です。

続いて2曲目の「ヒューマノイド」は、ギターのアルペジオとボーカルで静かに始まったと思いきや、すぐにアップテンポに。ベースのスラップとキーボードの音色が印象深い。

ここでバラード系の3曲目「サターン」。哀愁を感じさせる切ないバラードです。ゆったりした曲かと思いきやサビが力強く驚きました。抑揚が効いています。サビの終わりがラップ調とまではいきませんが、リズミカルで良いですね。

4曲目の「雲丹と栗」は、温かで優しいバラードです。「サターン」に比べるとサビも抑え目でより落ち着いた曲。ほっこりしました。

この曲、私が周りの人に聴かせたときに高確率で印象に残ります。5曲目の「脳裏上のクラッカー」。静かに始まりサビ前の次点でボーカルがかなりハイトーンになります。驚くことにサビでさらにハイトーンに。このハイトーンがよほどインパクトがあったのか、聴かせた友人や私の母までこの曲を覚えていました。特に3:30くらいからが圧巻です。

締めの6曲目「君がいて水になる」「サターン」ほどの切なさや「雲丹と栗」のような温かさはなく、クールで正統派なバラードです。ライブで間に聴きたいと思いました。

個人的には、アップテンポな曲が好きなので、1曲目の「秒針を噛む」、2曲目の「ヒューマノイド」、5曲目の「脳裏上のクラッカー」を聴くことが特に多いです。

販売ページリンク

CD(物理ディスク)

店舗を限定した販売は行っていないので、さまざまな場所で購入できます!
本当にいろいろな場所で買えるので抜粋にて。
※初回限定版もありますが、在庫なしのため通常版のみです。

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「正しい偽りからの起床」、自信をもっておすすめします

謎多き音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」と、1st ミニアルバム「正しい偽りからの起床」についてご紹介しました。ヒューマノイドから聴いてみて気に入った方はぜひ他の曲も聴いてみてください!